昨日昼前のニュースで大阪地震を知りました。朝の8時前とのこと。
二年前の熊本地震を思い出しました。私の住まいは、布田川断層の始まる村です。
４/１５日夜９時半ごろ１回目の地震、こんな大きな地震は、もうなかろうと翌日は余震の続く中、片づけをしてしまいぐっすり寝込んだのでした。この日は、幸い村は停電にもならず断水にもなりませんでした。
ところが１６日の真夜中、日付が変わって１７日１時半ごろでした。いきなりドスンと大きく揺れ
で目を覚ます、縦揺れ横揺れ起ちあがることが出来ません。四つん這いになったまま、長い揺れでした。何やら背中に落ちてきます。天上の下敷きになると思いました。
電気も止り真っ暗闇、家のなかはぐちゃぐたでやっとのことで全員庭に這い出しました。その夜は車の中で夜明けを待ちました。
戸棚の茶碗、本棚の本はガラスを破って散乱、引き出しは飛び出して裏返し、
手のつけようがありません。とにかく土足のまま上がって片づけ始めました。
片づけも大変でしたが、もっとも困ったのは断水による水洗トイレの水の確保でした。幸い雨が降ってくれました。樋を切って水をあらゆるものに溜めてしのぎました。飲料水は支援のペットボトルが大量にとどき十分でした。
幸い住まいは地盤がよかったのか一部損壊ですみましたが、修理に順番待ちで、今年になりました。この間、村の農家の大きな家が次々解体されて行くのは、実にさみしいことでした。