座禅

タイでサッカークラブの少年たち13名が洞くつ探検に入って、折からの豪雨で洞くつから出られず、消息不明のまま救出活動が続けられ、10日目に全員元気なことが確認されたのでした。

 

ニュースは、この間、引率のコーチが子供たちに瞑想を教えて心を落ち着かせ、体力を使わず、パニックにもならず、静かに救出を待っていたと伝えていました。

 

子供たちが、食料もなく暗いところで10日間の持ちこたえてのはびっくりしたのでした。瞑想させて子供たちを静かに待たせた素晴らしいコーチでした。

 

そこで、座禅の話になりますが・・・、

座禅は同じように、水の上に起つ波のように動く心を静めるために、数息観法を座禅を組んで行います。それは、本来の自分の自然の呼吸に心を集め、吸う息・吐く息を静かに心の中で数えることなのです。

 

一切の雑念を断って、ただ 吸う息・吐く息 の有りのまんまの自分に成り切ります。

日常、自分の呼吸を意識することはまず有りません。

在りのまんまの呼吸を感じというのがとても大事なんです。

 

禅者は、毎日必ず45分以上座禅を組んで行って三昧力を維持する努力をしています。これを1日一炷香を行ずるともいいます。

 

一口に言いますと、自分の心を思うようにコントロールして、今・目の前の事柄に三昧になって取り組めるようしているのです。

元気とか気力という 気 を常に生み出しているといってもいいでしょう。